ミニマリストの仕事選び
ミニマリストの生き方を志向すると、できるだけ物を所有しないようになる。物を減らす目的は、身軽になって自由になるというのが一般的だろう。身軽になって自由を感じるにつれて、会社に毎日通勤し、決まった時間(+残業)働き、会社用の道具を所有するといったことに不自由さを感じるようになるかもしれない。
ミニマリストに向く職種は何か
もちろん、やりたい仕事をするために、上記の不自由さを許容するというのも1つだと思う。しかし、ミニマリスト志向が高まると仕事についても再考する可能性が高い。ここではミニマリスト志向を優先し、職種について考えてみたい。
一般的にどう考えられているか確認するため、AIに聞いてみると以下の回答が返ってきた。
専門スキル特化型
・プログラマー/エンジニア
・Webデザイナー
・動画編集者
情報発信型
・アフィリエイター
・オンライン講師
資産運用型
・投資家
共通して言えることは、PC1つあればできて、どこでも働けることの多いものだ。また、始めやすいため競合が多いものが多い中、オンライン講師というのは狙い目だなと感じた。
資産運用型は元手がないと厳しいので、専門スキル特化型か情報発信型の職種がミニマリストに向いていると言えそうだ。
コンサルタントは向いているか
私は現在、コンサルタントという職種についている。〇〇コンサルタントというよく分からないものも多いが、経営コンサルタントという一般的にコンサルタントと聞いてイメージするものだ(以下コンサルタントと呼ぶ)。経営コンサルタントの中にも、戦略・業務・IT・人事・財務等の種類があるが、業務・IT寄りのものに携わっている。
コンサルタントはPC1つで仕事ができる。また、最近は外資系が出社回帰の傾向にあるものの、リモートワークが浸透している。さらに裁量労働制の会社であれば、成果重視のため勤務時間は重視されない。会社に所属するとしても、かなりミニマリスト向きの仕事ではないだろうか。また、フリーランスや独立するという選択肢も存在する。
コンサルタントを先ほどの分類に当てはめると専門スキル特化型に該当すると思う。幅広く深い知識や、ファシリテーション・ロジカルシンキングといったスキルが必要となるためだ。なお、社員の代替となる高級派遣のコンサルタントは除外する。また、コンサルタントとしての経験を積むことで、情報発信型のオンライン講師といった仕事をする方もいる。フロー型だけでなくストック型のビジネスを行えるのも魅力的ではないだろうか。
まとめ
実際にコンサルタントとして働く自身の経験から、コンサルタントはミニマリストに向いているか考えてみた。コンサルタントは向き不向きが非常に大きいため、ミニマリストだからコンサルタントを選ぶという選択は推奨しないが、ミニマリスト志向を持ち、やりたい仕事の1つにコンサルタントが存在するならチャレンジするのも手かもしれない。

